僕の話 第2回 〜変態で気持ち悪い〜

こんにちは!カンタービレです。

僕の話 第2回です。

この回では幼稚園、小学校時代を振り返っていきたいと思います。

何やら不穏な副題がついていますが、早速行ってみましょう!

 

〜幼稚園時代〜

 

既に意識は男性に?

 

皆さんは幼稚園時代の記憶はどのくらいあるでしょうか。

僕はほとんどないです笑笑

その中でもそこそこ詳細に残っている記憶が、おままごとが好きだったこと、隣の高校が文化祭で作った巨大なパンダが幼稚園に置いてあったこと(余談ですがその高校に進学しました笑)、幼稚園の頃から涙脆くて卒園式で大泣きしたこと。

そして、プールの時間の海パン先生!!

あらあら。まあ無意識でしょうがその姿は鮮明に覚えているのです。

他の男の子は覚えているのでしょうか…

僕だけでしょうか…

 

〜小学校時代〜

 

生きやすかった小学校

 

さて、なんとなく片鱗が見え隠れした幼稚園時代を卒業し、幼稚園の友達が1人しかいない小学校に入学。

普通の小学校生活を過ごしていたつもりだった。

しかし、既に僕は周囲から少しずれていました。

低学年の時は男女仲良く遊びましょう😃 だけど学年が上がると徐々に、男子は男子、女子は女子で集団を形成し趣味や遊びも異なってくる時期です。

そんな中僕は、男子友達と休み時間バスケをしてわいわいしていたと思えば、放課後は女の子の集団に1人男子が混じって女の子の家でお茶会をして遊ぶことも多かったです。

プロフィール帳も大好きだったし、習字セットはクローバにした。(彫刻刀はドラゴン笑笑)筆箱もあのバッグみたいな水色のクローバーのやつ(同年代伝われ…)欲しかったなぁ。

そんなこんなで女の子と遊ぶのが好きだった。話合うし、可愛いの好きだし。(ゲイあるある?)

と、こんな男の子だったので、いじめられる可能性も十分すぎるくらいにはあった。

だけど、周りの友達はそれが”カンタービレ”だからって受け入れてくれてた。男の子たちからハブられることもなく、今日はバスケの気分だなーと思ったら入れてくれるし、女の子とおしゃべりしたいなと思ってバスケをしない時も特に何か言われるようなことはなかった。

おかげで、友達も非常に多く、僕が学校に行きやすく生きやすい、本当に楽しい小学校生活を送っていた。

 

性の目覚めと混乱

 

さて、小学生も高学年になってればおませちゃんは、性に目覚め始める時期ですね。

僕の性の目覚めは小4でした。

あの時のことは今も鮮明に覚えています。

ある授業でオリンピックについてコンピューター室で調べる授業がありました。オリンピックの歴史を調べていると、初期のオリンピックはすっぽんぽんで競技をしていたとイラスト付きで説明されていました。そのイラストに目が釘付けになってしまったのです!!

当時はこの惹かれる感じが何か分からず、しかし、興味津々な自分。授業が終わった後も、そのことしか頭になく家に帰ってすかさずパソコンで「古代オリンピック」と検索しそれらの画像を見てました。よく分からないけど興奮する感じ。

男の人の身体に惹きつけられていることは容易にわかり、興味を抑えられないまま「古代オリンピック 裸」なんて、特定した検索の仕方をしたのをよく覚えています。

そして、やがて検索は「男 裸」「男 ヌード」などより過激になっていきます。そうすると、やはり検索結果も偏ってくるわけで、ゲイ関連のサイトに飛ぶようになってきます。クリックしたサイトが筋肉隆々でだいぶ過激な下着を着ている男性が出てきた時は慌ててサイトを閉じたこともありました。もう、これは悪いことだとわかっていたのでしょう。(ヘテロセクシャルの人もエッチなやつを見始めた時はそんな感じだったんだろうか?)

 

そして、最悪の事態が起きます。

検索履歴から、母親にバレてしまったのです。

母は、僕と正座で向かい合い、泣きながら「これは変態がすること。気持ちが悪いことなんだよ。なんでこんなことするの?警察に捕まっちゃうんだよ。なんで…」と言われてしまいました。まだまだ純粋だったので、(ああ、僕は変態なんだ。気持ち悪いんだ。)と心の中で自分を責めたのをしっかり覚えています。そしてこの母親の言葉を携えて成長していくのです。

 

あれだけ母親に泣かれ、自分でも反省をしたのに、もう裸の男の人が頭から離れません。もう、訳がわからないまま母親の目を盗んではこっそりパソコンで検索をし、履歴削除を覚え、罪悪感と興奮を持ちながら、どんどん過激な情報に触れていきます。

 

このような情報に触れていく中で、どうやら男の人が男の人に興味を持つことをゲイ・ホモと言うらしいと知ります。そして高学年になると同級生も徐々に「お前ホモかよ〜」と言う人も出てきます。(みんなどこでそんな情報手に入れてるの??)

本能的に隠していたことが、絶対に隠さなきゃいけないことだと確信した瞬間でした。

しかしこの時は、この感情は一時的な物で中学生にもなれば女の子が好きになるんだろうなぁと漠然と思っていました…

 

 

以上が幼稚園・小学校のお話です。

やっぱり、オリンピックの件は雷が落ちたかのような衝撃だったのでよく覚えています。

次回、中学校編。充実した学校生活と裏腹にセクシャリティについて本格的に悩み始めるカンタービレ。まさか!告白なんてしちゃったり!?(次回予告風)

 

ご拝読ありがとうございました!